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第三回の記録会の申し込みは「狭き門」の男子5年生にとってはちょっと思案のしどころだったようです。それまでの記録会ではリレー以外にも一人2種目出られたのに、今度は
一人1種目だけ。100mで頑張るか? 、それとも他の種目に出るか?渡辺先生がメールで配信したように高跳びに挑戦してみるか、とか・・・。
◇尚文:100m標準記録突破
◇中田成央斗君:怪我上がりで選択肢なし・・・100M
◇矢野竜佑君:初めてで選択肢なし・・・100M
と、ここまではあまり悩まなくても済んだようですが・・・
◇池田佑太君:彼の場合は100mか幅跳びのいずれかでした。
5/31の練習後の、渡辺先生の問いかけ、「どれか1種目に決めなさい」に対して、
どう答えるのか、と見守っていたら、迷わず、「幅跳び」との回答。
多分、100Mは標準記録(15.5秒)に届くのが難しい状態(16.16秒)だということが判っていたのでしょう。でも、幅跳びだって、8位(3.64m)に入るのはかなり厳しい状態(ランキング19位:3.15m)だったのですが・・・。
もっとも、私自身は、上位者のかなりの人数が100mに流れるので実質的には8位のラインは3.30m程度まで下がるだろうという予測はしていました。ですから、ひょっとしたらひょっとするかもしれないという希望的観測は持っていました。
翌日の日曜日、佑太君の決断に敬意を表して(笑)、再び、陸上競技場に出かけ、自主トレでした。
ちなみに、小林さんにも声を掛けてわざわざきてもらい指導してもらいました。ありがとうございました!!この場を借りて、改めてお礼をしたいと思います。
練習では10本位跳んで、最高で3m60まで記録を伸ばしたようでした。
「おおっ!!これはいけるのでは」と思わせる好調さでした。
で、本番は・・・。残念ながら3.13mとベストも更新できず。
その時は「あ~あ。駄目だったかぁ。幅跳びは渡辺先生が言うようにデリケートな種目だなぁ。」と思ったのですが、
競技終了後、思い返してみると、ファールを2本やって、その時は3.50m近くまでいっていました。歩幅が伸びていて、実は調子が良かったのかもしれません。あの時、「スタートを10cm下げろ」と指示をしていれば・・・と後悔することしきりでした。
てっきり、駄目だと思っていたら、試合当日の夜のあの県大会出場者を知らせるメールでした。佑太君の「決断」と「努力」、プラス「運」(上位者が想像以上に他種目に流れた)で滑り込みセーフ!!
(続きはその3)
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