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私は財団法人社会経済生産性本部の会員ですが、最近『6割の企業でこの3年間に心の病が増加』という報告が入りました。コミュニケーションや助け合いが減った企業ほど顕著であるということでした。背景には職場のあり方があるようです。7割近い企業で『個人で仕事をする機会が増えた』と指摘しています。職場で横のつながりを見失ってしまったということがあるということでしょう。
個人的的見解ですが、『戦後の個性尊重思想の破綻』と考えています。『個』の尊重は何をもたらしてしまったのか。もう一度よーく考えてみるとよいでしょう。『個』のなかに『空』しか、あるいは『無』といったものしか見出すことができなかったのではないでしょうか。60年ほどかけてわかったことは、そんなものでしかなかった。もう一度、自分自身の存在自体を疑ってみるといった、哲学的態度が必要となっているのだと思っています。
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